誰もが安心して住み続けられるまちづくり

仲間とともに「健康づくり」

2018/06/20 東京ほくと

楽しく広がる「体操班」

 日々の暮らしのなかで身体を動かしたり、スポーツをしたりする方が増えています。一人で行うよりみんなで楽しく行い、少し難しい運動にもチャレンジしてみるなど、運動の輪が広がっています。

ラクな気持ちで楽しく身体を動かす

北足立第2支部 らくらくストレッチ班
北足立第3支部 さわやかストレッチ班

 血圧を測り終えると、音楽に合わせて歩くことから始めます。その後はストレッチやリズム体操、椅子に腰かけてタオルやセラバンドを使った運動、時には脳トレ体操やお口の体操などを行い約1時間半、自分の体調に合わせて身体を動かします。
 らくらくストレッチ班・さわやかストレッチ班は発足してから13年目を迎えました。当初は翌日から筋肉痛を訴える人がいて「全然ラクじゃないね」などと言っていました。しかし、今では余裕がでたせいか笑ったり、おしゃべりしたり楽しく体操をしています。
 終わった後は30分のティータイム。健康のこと、日々の暮らしや政治のことなど話に花が咲きます。足腰が痛くて体操はできないけれどおしゃべりだけに来る人もいます。
 「身体がラクになった」「正座が出来るようになった」「足の痛いのが少しずつ良くなった」など効果を実感している人も多く、月2回の班会がすっかり定着しています。60代から80代の人が参加していますが、頑張りすぎずラクな気持ちで楽しく身体を動かしているので長続きし、健康づくりに結びついているのだと思います。

(市井厚子)

いつまでも自分の足で歩けるように

豊島4丁目支部 なでしこ体操班

 段差のつまずき、大腿骨骨折、椅子から転落したなどを聞くにつけ、寝たきりにならないように、年齢と共に弱くなった足腰を強くしたいということで始めた〝健康体操〟です。
 病院会議室で月2回、健康チェックを行い準備体操、「ロコモ体操」「さくら体操」筋トレで1時間集中します。5年目に入り、「ほくと運動サポーター」の認定者が4人となり、心強く、準備体操はすすんでやってくれています。「ほくと転ばん塾」修了者も数人加わり、支部以外からの参加者もあります。体操仲間が増えることは励みになります。
 ロコモ体操予防ソングは自宅での生活を歌にしていて、筋トレをしようという気にさせてくれます。
 自宅でもテレビを見ながらでも、2分間の片足立ちとスクワットの回数を徐々に増やしながら続けて、筋肉がついていくことを実感しています。いつまでも自分の足で歩くことができる体力づくりをめざします。

(杉山トセ子)

筋トレに魅せられて続けています

浮間第2支部 筋トレ班

 私が転倒したのは2016年の暮でした。治療のために通い始めた接骨院で「筋肉トレーニング」に出会いました。整体師の先生からは「転ぶということは体の筋肉の衰え、体重などバランスが悪いこと」が原因なので、筋肉を鍛えること、体重を減らすこと、筋力は何歳になっても鍛えれば必ず効果があると諭されました。
 毎週3回、ストレッチ体操、ダンベル体操、腹筋の強化、軽めのバーベル、室内ランニング、と体感的にはハードで体中が痛かったのですが、続けることで痛みは取れ、夜は心地良い睡眠がとれるようになりました。
 私が「筋トレ」に通い始めたことが広がり、仲間が増え、半年ほどで6人になりました。筋トレ後の達成感は病みつきになり、皆さん笑顔で熱心に通っています。しだいに腹筋が付いてきて筋力を使うハードな姿勢のストレッチも耐えられるようになりました。

(平尾良幸)