誰もが安心して住み続けられるまちづくり

職員へのお心付けは ご遠慮させていただきます

2016/09/21 王子生協病院

 王子生協病院は「無差別平等の医療」をスローガンにしています。お金がなくてもかかれる医療機関でありたい。皆さんの思いも同じだと思います。
 もともと医療福祉生協は健康増進を掲げています。健康であり続けるために知識を増やし、生活を改善し、仲間をつくり、生きがいを持って暮らすことを目標にしています。もし病気になったら、自分たちの医療機関がほしい。それが始まりでした。王子生協病院は、この地域に60年以上の歴史をつくり、2011年には念願だった新病院が建設されました。皆さんの出資金を元に建てられています。
 患者さんの自己負担を減らす運動もしてきました。老人医療費の無料化、子どもの医療費の無料化、公害医療費の責任者負担などがあります。そして、今また所得の格差が大きくなり、生活や健康に大きな影響を与えています。そこで、全日本民医連の取り組みとして、社会福祉法に基づいた無料低額診療を推進し、当院でも2015年4月より開始しています。
 そういう考え方で頑張っている王子生協病院です。職員への励ましのお言葉は大歓迎ですが、お心付けは心よりご遠慮させていただきます。王子生協病院をさらに大きくするために、組合員増やし、増資活動にご協力ください。
 (王子生協病院総看護師長・油座よしや)