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赤羽東診療所 少しの塩分で すこやかな生活を

2017/05/31 東京ほくと

 赤羽東診療所では、診療所2階で「栄養教室」を開催、今回で4回目になります。患者さんへの栄養指導を目的に、人数限定で栄養士からのお話しと実習を行い、好評を得ています。

 3月29日、王子生協病院の管理栄養士の生島まほろさんを講師に「減塩」について学習しました。
 塩分の過剰摂取が、高血圧や脳梗塞・心筋梗塞につながること。普段食べている食品に含まれている塩分量、例えばカップめん5・5g、きつねうどん5・3gと大人が一日に必要な1・5gの3倍以上含まれています。調味料では、小さじ一杯量で、濃口醤油で0・9g、豆味噌0・7gと多いもの、マヨネーズやケチャップは0・2gと少なめなもの、少ない調味料を上手に活用しましょうと話されました。
 塩気の多い「味噌汁」は具だくさんに、「漬物」は塩抜きをして、「肉じゃがなどの煮物」は食べる回数を減らす、「うどんなどの麺類」の汁は飲まないなどの工夫を教わりました。
 減塩の工夫として、「醤油、味噌を減らして、代わりに乳製品で減塩」「ちょっとかけスプレーで醤油を食材にスプレーする」「食品の塩分濃度の測定」「塩分摂取量がわかる尿検査」などが紹介されました。

(診療所だより4月号より)