誰もが安心して住み続けられるまちづくり

転ばん塾 転倒を防ぐために運動習慣をつける訓練

2017/07/26 東京ほくと

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1時間のいい汗流して

 第5回目の転ばん塾がスタートしました。毎回約20人の方が参加してくださいます。講師は王子生協病院の理学療法士です。
 第1講座のテーマは「呼吸」。質の良い呼吸をすることは健康の基礎です。呼吸は肺の周りの筋肉の収縮で行っており、この筋肉は「呼吸筋」と呼ばれます。呼吸筋の柔軟を保つことが良い呼吸につながります。講師からの説明の後、呼吸筋のストレッチをしました。鼻から2秒で吸った空気を口から4秒で吐ききる練習をしました。
 第2講座のテーマは「ストレッチ」。ストレッチを適度に行うことで、関節や筋肉の安定につながり、怪我をしにくい体になります。無理のない範囲、「痛気持ちいい」程度で行うよう講師から指導がありました。呼吸を止めないよう、全員で数を数えながら筋肉や関節を伸ばしました。
 第3講座は「足指(足趾)」。足の指の筋力を鍛えることで、転倒予防になります。足の指のストレッチ、足を使ってのじゃんけん、足指でのお手玉などを行いました。
 足の指の曲げ伸ばし動作で床に敷いたタオルを掴み引き寄せるタオルギャザーでは、「私できない、どうしよう」と少し慌てた方もいました。「できるようになりたい」と、講座終了後も講師からの指導を受けていました。
 学習と実践を交えて、毎週楽しい1時間を過ごしています。
(組織部・飯塚佐希子)