誰もが安心して住み続けられるまちづくり

高齢者大会で福島に行く意義を思う

2019/09/04 東京ほくと

―知らされていない事実に衝撃を受ける―

参加者の第1回目の集いに26人
9月に福島で日本高齢者大会が開かれます。東京ほくとから33人が参加する予定です。その参加者の第1回目の集いが7月10日に開かれ、26人が参加しました。
学習会を兼ねてテレビで報道された「放射能とトモダチ作戦」の映像を見ました。東日本大震災の救援に向かっていたアメリカの空母が日本の海上でとてつもない放射能を浴び9人もの米兵が死亡し、そして402人の米兵が今でも圧力に屈せずに裁判を起こしているという事実を知りました。本当にショックでした。
「トモダチ作戦」でがれきの整理や行方不明者を捜している様子などは報道されていましたが、米兵たちが受けた放射能被害は知ることはありませんでした。
政府も東電もできるだけ事実を隠そうとしているのだと思いました。まだ壊れた原発の処理もきちんと出来ていないのに、新しく原発を造ろうとするだけでなく輸出することも考えている政府や東電はどんな神経をしているのだろうと憤りを覚えます。高齢者大会の中で原発事故を味わった福島の今を見てその人達の考えを聞き、そのことを支部や班会で伝えていこうと強く思っています。

(理事・佐藤節子)