誰もが安心して住み続けられるまちづくり

「困ったときはお互いさま」協同して解決していくまちづくり

2016/10/12 東京ほくと
9月4日、「せ~の集会」を開催し148人が参加しました。生協月間方針説明と意思統一、組合員と職員の活動の紹介を行いました

9月4日、「せ~の集会」を開催し148人が参加しました。生協月間方針説明と意思統一、組合員と職員の活動の紹介を行いました

 

組合員ふやしにご協力ください お知り合いを組合員に

 生協強化月間の今年のテーマは「困ったときはお互いさま。一人の困った!に東京ほくと、地域、自治体やさまざまな団体もかかわって、協同して解決していくまちづくりをすすめましょう」。そのために、10~12月に組織を強く大きくする運動をとりくみます。

 

●高齢者の孤立化、孤独死は共通の問題

 安倍政権がすすめる社会保障改悪により貧困格差が止まりません。定例開催している「何でも相談会」には生活に困窮し問題を抱えた方が相談に訪れます。高齢者の孤立化、孤独死はどこでも共通の問題であり、老後破産や介護殺人なども大きな社会問題となっています。

 

●高齢になっても安心して住み続けられる街づくり

 今後、東京ほくとの地域の高齢化はどのように進むのでしょうか?20年~30年後には8割~7割へ人口が減少します。0歳~65歳未満が減少、65~75歳未満は微増、しかし北区・足立区・荒川区すべてで85歳以上の人口は2倍から3倍へと増加します。社会保障改善の運動とともに、高齢者になっても安心して住み続けられるために、ますます医療生協の役割が求められます。

 

●班やサロンをとおして仲間づくり

 東京ほくとには、組合員同士で支え合う「班」「サロン」があり、一緒に活動し、お茶を飲んだり、井戸端会議をしたり、なんでも話し合える仲間がいます。組合員同士ご近所さんで「困った、ちょっと助けて」と言い合える助け合いのあるまちづくりを進めましょう。そして地域の様々な組織とつながり、協同の取り組みをすすめましょう。

 

●東京ほくと医療生協12㎞円内の地域医療活動

 荒川と隅田川沿い、京浜東北線沿いに事業所が川の流れにそって北西から南東へ点在しています。王子生協病院を中心に直径12㎞の円にすっぽりと入ります。一番北は北足立生協診療所、東が荒川区一番東の汐入診療所、西は生協浮間診療所です。病院・診療所・歯科が10ヵ所、訪問看護ステーションが5ヵ所、介護施設が12ヵ所。すべてが12㎞円内に入り、広範な地域をカバーしています。外来から在宅療養支援診療所と支援病院として24時間体制で地域医療を展開しています。

 

●多彩な医療福祉生協活動

 その12㎞円内に37支部の班・サロン活動があります。現在サロン活動は21ヵ所、班は178班が活動中です。様々な地域で多彩な内容で開催されています。商店街の店舗で毎日開催しているカフェ、町会や社会福祉協議会と協力し開催しているサロンもあります。職員参加による学習班会も好評です。
 組合員と職員が協同することで必ず安心して住み続けられる助け合いのまちづくりがすすみます。(4面に活動紹介)