東京ほくと医療生協
理事長のごあいさつ
理事長 今泉貴雄
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2月17日
職員もコロナ感染増加
重症化も、油断は禁物
2月に入り、雪が降りましたが、木々には芽が膨らみ、春が近づいていることを実感できます。寒さもあと少し。暖冬であったとはいえ、冬から春への移ろいを心待ちにする時期です。
コロナも丸4年経ち、参集型の会議が増え、いろいろな意味でコロナ禍を乗り越え、新たな出発であると感じます。一方で、報道が少なくなってきているとはいえ、現時点ではコロナにかかる方が増えています。本人や家族がコロナにかかる職員が増えており、当法人事業所の利用者や職員が感染して事業に影響が出ないか、気が休まりません。
重症になる方は以前より少ない印象ですが、一部で重症になる方もいる点で「コロナは風邪」と考えることはできません。皆さんもしばらく気をつけて行動してください。
まちづくりと生協活動
地域で連携して発展を
先日、東京の生協の理事長・専務会議が参集型で間開催され、意見交換できました。当法人は2課題、一つは仲間増やし、組合員の高齢化と新たな組合員を増やす課題と、二つめは事業所における後継者問題を抱えています。これは当法人だけでなく、他生協にも共通した課題であることが、参加者の意見で出されました。
これからの事業の方向性は、生協活動が地域づくりでの強みであること、今までの活動を進めるにも、新たなとりくみや地域の団体と連携して発展させていくことが重要だという意見で一致していました。
街は活気を取り戻し、さまざまな制限がなくなりました。しかし医療の場面では、患者の受診動向や医療者側の受け入れなど変化しています。
これからは住民の高齢化、働く世代の減少が進んでいきます。それを受けて、医療・介護を行う各事業所はどのように展開していくべきか、大きな課題です。
自助など強調する制度
介護の労働条件改善を
特に介護職員を集めることに、各事業所で苦戦しています。背景には、介護以外のさまざまな産業で労働者不足があり、奪い合いが生じています。
介護職は、他の産業と比べると労働条件が決して良いとはいえず、担い手が集まらない現状です。一事業所で解決できる問題ではありません。それほど遠くない将来、介護を要する高齢者は増えても、介護職がいないという社会になりかねません。
介護保険制度が施行され20年以上経ちました。今後需要はあるのに介護職の不足が生じる可能性について、どのように対応していくのでしょうか。
地域包括ケアシステム、耳にされたこともあるかもしれません。高齢者が要介護状態になっても、その地域に住み続けることが可能な社会の構築をめざしています。
その中では自助、互助が強調されています。社会保障制度によるインフラだけでなく、自分自身で、そして地域のさまざまな力で支えていくようにしましょう、ということです。当面は2025年を目標としていましたが、コロナの影響もあり、まだまだと言わざるを得ません。
今国会では、政治にまつわる金の問題で討論されています。マスコミを通じて知る問題だけでなく、将来にわたる重要な課題をしっかり議論してもらいたいものです。
概要
法人名 | 東京ほくと医療生活協同組合 |
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住 所 | 〒114-0003 東京都北区豊島3-4-15 本部総務部 |
連絡先 | TEL 03-3927-8864(代表) / FAX 03-3927-9750 |
事業所一覧 |
※病院 159床 |
定款 | |
生協概要 | 組合員数:29,610人 出資金額:14億9,251万円 (2024年2月1日現在) 支部数:37支部 班数:430班 機関紙名:「東京ほくと」月1回発行 機関紙配布者数:1,433名(手配り配布率 89%) 組織運営 1)総代会(年1回 6月)総代300名 2)理事38名 監事5名 3)理事会(月1回) |
次世代育成支援 「行動計画」 |
無料法律相談会
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東京ほくと医療生活協同組合は、東京北法律事務所のご協力で無料法律相談会を開催いたします。相続、借地借家、債務整理など、民事に関わることの相談に対応いたします。東京ほくと医療生活協同組合の組合員(医療生協に加入されている方)が対象となります。相談にあたりましては、事前の予約が必要です。相談時聞は一人あたり45分程度となります。
- 費用は無料です。
- 継続して法律相談をされる場合は有料となる場合があります。
- 利用できるのは東京ほくと医療生協の組合員です。
- 完全予約制です。
- 事前の予約が必要です。
予約先(03)3927-8864(法人総務部)