誰もが安心して住み続けられるまちづくり

東京ほくと医療生協

理事長のごあいさつ

imaizumidr
東京ほくと医療生活協同組合
理事長 今泉貴雄

  • 6月25日

    活動制限で感染対策を
    生協とは何か、問われ


     この2年、法人の医療、介護活動はコロナ対策に多くの時間、労力が割かれています。病院、診療所の外来では、発熱者へのトリアージを強化、発熱外来を設け対応してきました。
     病院では、行政からの紹介でコロナに罹(かか)った患者の入院受け入れ、他の医療機関で治療を受けた方のリハビリ受け入れを行ってきました。特に昨年夏の第5波では、病院で入院患者の受け入れ拡大のため、一般病床の使用を制限せざるを得ない状況でした。
     地域ではコロナになっても入院できず、コロナ以外の急性疾患受け入れが滞るなど、医療崩壊とも言える事態が生じました。今年生じた感染拡大は、患者数が少なくなっています。しかし、まだ大勢の患者発生があり、注意が必要です。
     この間、組合員活動の制限、自粛をよびかけてきました。組合員活動を通じたクラスター発生は抑えるという決意のもと、我慢していただきました。
     そのことで、生協とは何かと疑問を投げかけられたこともあります。これからのウィズコロナの時代に、どのような活動を行うべきか、皆さんと模索していく必要があります。
     クラスターを生じることなく乗り切れたことについて、皆さんにお礼申し上げます。同時に、現場で感染に対して不安を抱きつつ、高い職業倫理に基づいて感染防御へ努力を行う職員にも感謝します。


    社会に分断生むコロナ
    絆で生協の強み感じた


     コロナの脅威は、多くの人にとり恐怖に近いものであると思います。マスクが当たり前となり、人とのつきあいや距離感も間にシールドがあり、非接触が常識になりました。
     先日テレビで、欧米の方が「コロナは過去のもの」と発言していました。日本では当面この状況が続くでしょう。新たな距離感を模索することはこれからの行動形式に重要です。
     感染を恐れるあまり、高齢者同士でつきあう機会が減り、運動せずに家にこもるようになりました。その結果、高齢者の運動能力や認知機能の低下への懸念も生じています。
     感染対応が必要な一方、社会では分断をもたらしました。自粛警察に象徴される、地方と都市の分断、「感染が悪」という周囲の意識。行政はコロナで打撃を被った方や生活困窮者へ補助金を出しましたが、もらえる人とそうでない人、配分など、さまざまな場面で分断が生じました。
     しかし絆を感じられたのも事実です。フェイスシールド、エプロンが不足していたとき、組合員や地域住民の手づくりの援助をいただきました。職員と組合員の交流が限られる中、組合員への感謝と同時に、多くの職員が生協の強みを感じました。
     分断と絆、この相反する局面を意識したコロナ。これからはウィズコロナとして、新たな生活様式、生協活動を行っていくことになります。

    憲法掲げ平和な社会を
    環境対策に本腰入れる


     今年2月、ロシアのウクライナ侵略がありました。第3次世界大戦、原発攻撃への恐れも払拭されず、続いています。
     世界中の多くの平和を願う方々が、無力感に苛(さいな)まれました。一刻も早い平和で安心な社会へ戻ることを、願わずにいられません。私たちは、9条を掲げる日本の憲法を誇りに、平和を願う行動がますます重要になっていることを確信して、歩み続けるのが必要です。
     環境問題も待ったなしです。昨年、法人内医師の集会で「コロナ禍で地域におきていること」「生協として何ができるか」を話し合いました。そこで、次世代への責任として環境問題が重要なテーマであると再認識しました。
     一度壊れた環境が元に戻るのは困難です。持続可能な社会、温暖化、プラスチックごみによる汚染など、生協として新たな環境問題へ活動する必要があります。

    実力認識して経営改善
    選挙でより良い社会を


     法人が抱える直近、そして長年の課題です。特に経営では、コロナ患者を受け入れる一定数の病床を確保しなければなりませんでした。そのため入院患者数の減が生じています。
     その空床に行政から補助金がおり、外来でも発熱者対応で補助金がおり、収入はプラスに転じることができました。補助金として当院対応が評価されたことはよかったのですが、私たちの実力を認識して改善方向へ向かうことを鈍化させているのも事実です。診療所建て替えもあり、経営改善は待ったなしです。
     安定した経営から後継者育成を切り離すことはできません。後継者育成は医師をはじめ、看護、事務と多岐にわたります。一歩前進、一歩後退ですが、次世代へ向けて後継者育成も待ったなしです。
     今年も新入職員を迎え入れました。一人でも多く、生協の担い手になってくれるよう期待しつつ、既卒も含めて対応強化が必要です。
     長年日本では労働者の給与が上がらず、年金も上がらないできました。そこへコロナ禍の影響、ウクライナ情勢などにより、さまざまな物価の急激な上昇が生じています。ますます生活に困難を感じる方も増えているでしょう。
     健康は安心して生活ができることが前提で、余裕が必要です。そういった社会の構築、そのために一人ひとりが社会に働きかけること、選挙はその大切な意思表示です。より良い社会の実現をめざしていきましょう。課題山積。しかし私たちは地域での役割を認識し、掲げた目標に向けて進んでいくことが必要です。

概要

法人名 東京ほくと医療生活協同組合
住 所 〒114-0003 東京都北区豊島3-4-15 本部総務部
連絡先 TEL 03-3927-8864(代表) / FAX 03-3927-9750
事業所一覧
病院(1)、診療所(7)、歯科(1)
王子生協病院、生協北診療所、生協浮間診療所、鹿浜診療所、江北生協診療所、北足立生協診療所、荒川生協診療所、汐入診療所、生協王子歯科
訪看ST(5)
訪問看護ステーションほくと、サテライト十条、サテライトたんぽぽ、サテライト虹、サテライトなでしこ
ヘルパーST(2)
ヘルパーSTのぞみ、ヘルパーST虹
居宅介護事業所(3)
居宅ハピネス、地域ケアセンターわかば、地域ケアセンターはけた

通所リハビリ(2)
荒川生協診療所通所リハビリ、鹿浜診療所通所リハビリ
デイサービス(2)
荒川生協診療所あらかわ虹の里、デイサービスセンターなでしこ
施設介護(2)
認知症対応型グループホーム ほくと ひまわりの家、都市型軽費老人ホームほくと西尾久虹の家

※病院 159床
(回復期リハビリ病棟42床、緩和ケア病棟25床、一般急性期病棟47床、地域包括ケア病棟45床)

定款
生協概要 組合員数:30,156人
出資金額:15億3,512万円
(2022年7月1日現在)
支部数:37支部 
班数:430班
機関紙名:「東京ほくと」月1回発行
機関紙配布者数:1,433名(手配り配布率 89%)
組織運営
1)総代会(年1回 6月)総代300名
2)理事38名 監事5名
3)理事会(月1回)
次世代育成支援
「行動計画」

無料法律相談会

開催日と開催場所は、
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参照してください(随時更新)

東京ほくと医療生活協同組合は、東京北法律事務所のご協力で無料法律相談会を開催いたします。相続、借地借家、債務整理など、民事に関わることの相談に対応いたします。東京ほくと医療生活協同組合の組合員(医療生協に加入されている方)が対象となります。相談にあたりましては、事前の予約が必要です。相談時聞は一人あたり45分程度となります。

  • 費用は無料です。
  • 継続して法律相談をされる場合は有料となる場合があります。
  • 利用できるのは東京ほくと医療生協の組合員です。
  • 完全予約制です。
  • 事前の予約が必要です。
    予約先(03)3927-8864(法人総務部)