東京ほくと医療生協
理事長のごあいさつ
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2025年の二十四節気は、立冬が11月7日でした。そして11月22日は小雪です。暦の上では冬に入っています。気象庁の定義では11月までが秋だそうです。定義はともかくこのところ急に寒くなった印象もあり、今季は秋がなくなりいきなり冬がきた、と感じる方も多いのではないでしょうか?これからますます寒くなります。今年は例年より早くインフルエンザが流行しているとの情報もあります。感染対策について、みなさん準備はできているでしょうか?
先日王子生協病院では、病院駐車場を会場にして健康祭りを開催しました。天気に恵まれ、たいへん多くの地域の方に来場くださいました。ありがとうございました。
昨年は病院の建物の中で行い、内容も病院の活動報告を兼ねたものでしたが、今年は6年ぶりに屋外で開催でき、昔のように多くの出店もありました。周囲の状況、活動されている組合員の高齢化、社会情勢等もあり、以前のような開催が困難になっているとの判断でしたが、なんとか職員、組合員との共同作業ができました。今回は初めての病院敷地内での開催であり、課題があったことも報告申し上げます。次年度以降どのように開催するか、コロナで停滞した組合員と職員との共同の営みとして、今回の開催を振り返っての実施になるかと思います。また病院以外の事業所でも工夫を凝らして健康まつりを開催しました。
話題は変わりますが先日、民医連の経営検討会が開かれました。皆様もご存知の通り、全国の医療機関で赤字事業所が増えており、このままでは事業継続が困難になるとの報告があります。民医連の各事業所も同様で、大変苦しい経営状況になっていることが報告、共有されました。
会議の中では、年度当初に立てた事業の予算と実績の乖離がなぜ生じたのか。その原因を考え対策を練ることが重要であることが強調されました。今後の対策についても特効薬があるわけではありませんが、自分達の行う事業の、地域におけるポジションを見定め、選択と集中を進めていくこと、迅速に進めることが必要であることが言われました。
まもなく12月です。来年春には診療報酬の改訂があります。医療機関の救済として診療報酬の増加が議論されております。しかし診療報酬が上がると、患者さんの保険料の負担、あるいは受診の際の窓口で支払う診療費の負担増となる可能性もあります。医療機関として、事業収益は診療報酬に依拠しているため、診療報酬を上げていただくことは期待したいのですが一方、患者さんの負担増になることは避けていただきたいと思います。どのように政治が舵取りをするのか、医療機関、患者さん双方にいい方向になることを期待してやみません。
概要
| 法人名 | 東京ほくと医療生活協同組合 |
|---|---|
| 住 所 | 〒114-0003 東京都北区豊島3-4-15 本部総務部
|
| 連絡先 | TEL 03-3927-8864(代表) / FAX 03-3927-9750 |
| 事業所一覧 |
※病院 159床 |
| 定款 | |
| 生協概要 | 組合員数: 28,454人 出資金額: 1,374,539,000円 (2025年8月1日現在) 支部数:37支部 班数:92班 広報誌名:「東京ほくと」月1回発行 広報誌配布者数:1,392名(手配り配布率 88%) 組織運営 1)総代会(年1回 6月)総代250名 2)理事34名 監事4名 3)理事会(月1回) |
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東京ほくと医療生活協同組合は、東京北法律事務所のご協力で無料法律相談会を開催いたします。相続、借地借家、債務整理など、民事に関わることの相談に対応いたします。東京ほくと医療生活協同組合の組合員(医療生協に加入されている方)が対象となります。相談にあたりましては、事前の予約が必要です。相談時聞は一人あたり45分程度となります。
- 費用は無料です。
- 継続して法律相談をされる場合は有料となる場合があります。
- 利用できるのは東京ほくと医療生協の組合員です。
- 完全予約制です。
- 事前の予約が必要です。
予約先(03)3927-8864(法人総務部)






