誰もが安心して住み続けられるまちづくり

コロナ禍で進む人員不足

2023/02/22 東京ほくと
コロナ禍で進む人員不足

~安心の医療・介護求めて~

医師・看護師・介護職員増員署名にご協力を

 コロナ禍に入り3年が経ちました。医療・介護の現場はもともと人手不足。さらに新型コロナに伴う感染対策が上乗せされ、ますます人手が必要なのにまったく改善されていません。

 新型コロナは感染の波を繰り返すごとに感染力を強め、医療従事者や家族への感染も頻発しています。必要な医療体制を確保することもままならない状況が、各地で起こっています。

 不十分な体制により、地域に必要な医療すらも提供できません。発熱したときに速やかに受診し、必要であれば入院治療する。これまで当たり前だったことすら叶わず、死者数は過去最高となりました。

 これまでも東京ほくとは、理事会と労働組合が一緒に改善する課題として署名や運動にとりくんできました。今こそ、抜本的に医療・介護に携わる人員を増やし、誰もが安心して医療・介護にかかれるしくみづくりを進める必要があります。命を何よりも大事にする社会づくりのために、本紙今月号に折り込んでいる増員署名へご協力ください。

(東京民医労ほくと医療支部執行委員長・大島野江子)