誰もが安心して住み続けられるまちづくり

ワクチン予約、お手伝いします ~組合員同士の支えあい~③

2021/07/28 東京ほくと
困ったときにはご相談ください

各区で開始された新型コロナワクチンの予防接種。大規模接種センターの設置など少しずつ環境整備がされる一方、予約の取りづらさが問題になっています。
はじめに予約開始となった高齢者にとって、ハードルが高いこの予約システム。東京ほくとの患者・利用者・組合員から支援を求める声に、各区の組合員が応えています。

●《荒川区》 チラシ配布で相談が続々、LINE活用して情報交換

ワクチン接種予約が5月17日に開始されました。「電話やインターネットの予約は、高齢者にとっては大変だ」と思いました。
ある高齢者夫婦から「スマホは持っているが、インターネット予約がわからない。ワクチンは早く打ちたい」と相談がありました。同様の方が他にもいるのでは、と支部運営委員と汐入診療所事務長で5月15日に話し合いました。
その翌日にチラシを作り、診療所の窓口でお渡ししました。「コロナワクチン接種予約のお手伝いをします」と、支部長と副支部長の携帯番号を載せました。チラシでは「開始直後は電話が混みあいますが、ワクチンはなくならないので心配はない」と伝えました。
汐入支部は、運営委員のLINEグループで日常的に情報交換をしています。この予約に関する情報も運営委員にその時々で伝え、それぞれ電話や対面での相談も受けています。「チラシを見た」「通知を受けとって、どうしたらよいかわからない」「電話をかけてもつながらない」などに対して、私が予約のお手伝いをしました。
運営委員は、事前に東京ほくとの「新型コロナワクチン学習会」の動画を見て、ワクチンの効果や副反応について学びました。これが大いに自信になり、組合員さんに説明できています。(汐入支部・川島玉江)