誰もが安心して住み続けられるまちづくり

夏の高校生看護体験

2019/11/13 東京ほくと

「看護師になりたい」の気持ちを強くして

夏の高校生看護体験は7~8月に6回開催しました。近隣高校とつながりのある高校に限定して案内を送付し、将来医療系や看護に進学希望の82人の高校1~3年生が王子生協病院で体験を行いました。
各職場の担当看護師のチューター役として、看護奨学生が高校生と一緒に病棟・外来・看護技術を体験しました。看護奨学生が一緒に入ったことで、高校生との距離が近くなり、看護学校選びや看護学校での生活を直接、看護奨学生から聞ける良い機会となったようです。
今回は、各職場での高校生の受け入れの負担を軽減するのと、低学年のリピーターをつくるために、新たに「看護技術」を設け、看護学生室師長が担当で低学年の高校生と一緒に、血圧測定、車椅子操作、トロミ材の試食、オペ室見学などを行いました。体験に行く前は緊張していた高校生も、体験終了後は、緊張もほぐれていい笑顔をして戻ってきます。
この体験を通して3年生は、看護師になりたいという気持ちを再確認することができ、看護学校への進学を決意したという感想が多くありました。このたくさんの高校生の参加者の中から、ごくわずかですが、将来看護師になって入職をしてくれる人もいます。

(看護学生室・山崎 裕美(ひろみ))