誰もが安心して住み続けられるまちづくり

核兵器禁止条約 ついに発効 ~核のない世界へ確かな一歩~

2021/02/17 東京ほくと
運動と連帯が世界を変える
国連決議から75年 非人道兵器と国際法規で明記

 

原水爆禁止東京協議会
代表理事 柴田 桂馬

1月22日、核兵器禁止条約が発効しました。被爆者をはじめ、平和を求める広範な人びと、多数の中小国の政府は大歓迎です。

広島・長崎が戦争被爆してから76年。国連が1946年1月24日、第1回総会で「原子兵器及び大量破壊兵器廃棄」決議を採択してから75年目にあたります。

この条約の発効によって、核兵器は国際法規上、人類の生存、環境などを破壊する非人道兵器となりました。そしてその開発・実験・製造・備蓄・移譲・配備・援助要請・使用・使用すると威嚇すること、などは禁止されることになりました。まさに世界史的に見て画期的な出来事です。


2017年7月7日、条約採択の瞬間。朗報が世界をかけめぐった(日本原水協提供)