誰もが安心して住み続けられるまちづくり

第81回総代会
東京ほくと医療生活協同組合 ダイジェスト版④

2021/04/28 東京ほくと

2021年度方針(案)


2021年度の3つの柱(テーマ)


●新型コロナウイルス感染症に対し「いのちをまもる」医療と介護、生協活動をすすめましょう

●事業所が継続するために、必要な利益を確保できる経営構造への転換をめざします

●地域の困難に向き合い、きずなを強めて、誰もとりのこされないまちづくりをすすめましょう



困ったときに助け合える、健康なまちづくりに取り組みます


・SDGsの取り組みを事業所と地域で進めます。とくに未来を担う世代とともに地球温暖化をストップさせる運動と、ジェンダー平等社会の実現にむけた学習や連帯行動に取り組みます。



・コロナ禍で組合員活動が制限される中、できる健康づくりを重視します。



たすけあい活動とかかりやすい事業所づくりの取り組み
閉じこもって認知症やフレイルが進行し、精神的にも孤立することが心配されます。まだまだ続くコロナ禍で、私たちは「医療生協があってよかった」と思えるたすけあい活動をすすめます。



くらしと社会保障・平和をまもる取り組み・社会保障の充実や平和を守る署名運動をします。

・ピースアクション・原水禁・平和行進に参加し、核兵器禁止条約の批准を日本政府に求める運動や核兵器廃絶の運動に取り組みます。

・格差と貧困、医療と介護の問題、「誰もとりのこされない」SDGsの視点で、事例を通じて学ぶ企画(事例検討会)を進めます。



機関紙の取り組み

・若年層から高齢者まで、東京ほくとの事業所を利用しない方や非組合員も含めた幅広い層を意識して発信します。

・HPH、SDH、SDGsに関して、先駆的な学びや提起を積極的に行うツールとします。

・職員も組合員であると自覚し、地域組合員と共に考えるための材料として機関紙を活用してもらうよう、通達や会議などで呼びかけます。

・魅力的な紙面をめざし、デザイン・掲載内容の抜本的な改革を行います。

・機関紙のウェブ掲載で見やすさを追求します。



患者、利用者の皆さんに親切で安心のサービスを提供します


・ひきつづきコロナ感染の防止対策をとり、職員、患者・利用者、組合員のいのちを守り、地域の医療・介護を守ります。事業所に窓口を作るなど、生協としての相談機能を高めます。

・診療所での無料低額診療事業開始をめざします。



地域組合員と職員組合員の育ちあい


・地域の困難事例を通じて、社会の問題を学び、日常の活動に活かしていきます。特に貧困の拡大、医療・介護の自己負担引き上げ、社会制度の問題を変えていく力にします。

・コロナ感染やワクチン、健康づくりなど医療・介護の専門家として情報を積極的に発信し、同時に地域から学びあう機会をつくります。

・医療生協の通信教育への参加を推進します。



働きやすい職場と人づくり・後継者確保


・業務の効率化、見直しで残業削減に取り組みます。

・多様性を認め合える働きやすい環境をめざします。



経営課題


・2021年度の経常利益は目標70百万円とします。

・今後10年間で必要となる必要利益目標(年平均125百万円)に早期に到達するための事業活動も含めて、経営構造の転換を図ります。

・部門別損益、月中の予算管理など、経営マネジメント力を高めます。



生協組織の拡大強化の課題


・世代別の取り組みを重視し、若い世代の生協参加をすすめる提案をしていきます。

・コロナ禍で活動できる支部ガイドラインづくりに取り組みます。

・SDGs(持続可能な開発目標)について組合員、職員とともに学習と活動の具体化を検討します。

・組合員が安心して人生の終末について考え、尊厳を持って人生を全うするための学習をすすめ、生協だからできる取り組みや考え方を検討します。




第81回通常総代会


日時:2021年6月26日(土) 午前10時開会

会場:北とぴあ さくらホール

(北区王子1-11-1)