誰もが安心して住み続けられるまちづくり

第81回総代会
東京ほくと医療生活協同組合 ダイジェスト版③

2021/04/21 東京ほくと

2020年度活動のまとめ

3 親切で安心なサービスの提供(事業活動)


・王子生協病院では外来受付に体温センサーを設置、生協北診療所透析室は隔離室をつくり、感染防止対策を取りました。全ての事業所で発熱外来を開きました。診療では待合室や診察室を分離するなど、感染防止対策をとりました。


4 地域組合員と職員組合員の育ちあい


・コロナ禍の影響で各種研修会が中止となりましたが、インタ-ネットを利用した学習会企画に参加できる機会も増えてきました。「SDGs学習会」(1/16)には職員、地域理事50人が38か所から参加しました。機関紙「東京ほくと」でSDGsについて連載中です。
・通信教育に41人が参加しました。
・全日本民医連総会方針学習会の職員参加は138人でした。

5 働きやすい職場づくりと人材育成・後継者確保



6 コロナ禍で大幅減収公的支援の拡充を


・事業利益は2月累計で▲180百万円の大幅赤字、コロナ対策の各種補助金を入れても経常利益は▲80百万円で予算に対してマイナス115百万円と大変厳しい状態です。この結果、純資産は40百万円となり債務超過の危機が高まりました。また、資金は福祉医療機構の特別融資612百万円のうち260百万円を運転資金に回してしのいでいる状態です。現在を経営危機にあるととらえ、改善に取り組むことが必要になっています。
・この厳しさは緊急事態宣言が出された2020年4月~7月で昨年より約2億円もの減収になり、その後も外来患者数の減少がつづき、介護施設での利用者制限、区民健診の開始時期の遅れなどで収益が予算を大幅に下回ったことが主な要因です。
・同時に、低い診療報酬・介護報酬のもとで、そもそも医療・介護事業所は経営にゆとりがありません。そこにコロナ禍で大幅な収益減少になり、経営困難・資金不足となりました。医療・介護体制を維持するために昨年の報酬を補助する要求をしてきました。各種の補助制度は活用しましたが、経営を支える規模ではなく、更なる改善を求めていきます。


7 組織拡大・強化


・仲間増やし 目標1,500人に対し1,024人(目標比68%)
・増資目標 1億5000万円に対し1億722万円(目標比71%)
・班づくり 目標55班に対し7班(13%)
・班会開催 目標1,500回に対し287回(19%)
・担い手 目標139人に対し36人(26%) *2/28現在