誰もが安心して住み続けられるまちづくり

親子で楽しい すこしお料理

2018/01/24 東京ほくと

子どもの時の食生活が大人になってからの食生活に
家族ぐるみでとりくみを

 11月25日、北区ココキタキッチンスタジオにて理事会健康づくり委員会主催の「親子すこしお料理教室」を開催しました。参加者は5組11人。4歳から小学3年生までのお子さんと保護者の方が参加しました。
 メニューは牛乳を使った「しょうが焼き」と塩分0・1g以下の「いちご大福」。「しょうが焼き」は、牛乳、みそ、刻み生姜を混ぜた漬けだれをつくり、豚肉と一緒にフリーザーパックに入れつけおきしたあと、焼くだけの簡単なレシピ。「焼いたあとは牛乳の風味も消え、少量の味噌でも充分な塩味だった」と保護者の方からの声。お子さんも「家でお父さんにつくってあげたい」と言ってくれました。
 「すこしお(減塩)はこどもに関係あるの?」と思われがちですが、とても大切です。6歳から12歳までの食生活は20歳以降の大人になってからの食生活に結び付きやすいといわれています。子どもの頃からしょっぱいスナック菓子やカップラーメンなどの加工食品を口にしていると、味覚が慣れてしまい、歳を重ねるごとにしょっぱい味付けを好むようになります。
 そのため、子どももお母さんもお父さんもおばあちゃんもおじいちゃんも、みんなで『すこしお』に取り組むことが大切なのです。
 お子さんからは「また参加したい」、保護者の方からは「良い親子交流になった。子どもの良い経験にもなった」と感想をいただきました。

(組織部・飯塚佐希子)