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NPT再検討会議参加予定者から

2020/03/25 東京ほくと
今こそ核兵器廃絶の声を

地域生協の「ヒロシマ&ナガサキ平和の旅」に数回参加、被爆地を歩き、被爆者の証言を聞くたびに、この事実を風化させてはならないと強く思いました。現在、核兵器保有国は減少し、保有数もピーク時の7万発から削減されてきました。しかし、1発でも使えばどのような悲惨な結果を生むか、私たち日本人が身をもって体験しています。
2015年のNPT再検討会議では最終文書案を採択できないまま閉幕しました。今こそ世論から核兵器廃絶の声を上げ、粘り強く行動していく必要があります。代表団の一員として、会議のゆくえをしっかり見守ってまいります。

(赤羽東支部・小林京子)



見て、聞いて、感じて学ぶ

原水爆禁止世界大会(広島)に参加したのは約15年前です。核兵器のもつ破壊力と、後世にまで続く健康被害、日常が一瞬で奪われる戦争の理不尽さに怒りと恐怖を感じたのを覚えています。広島の現地に立ったこと、被爆者、現地の人に会ったからこそ得られた感情だと思っています。
日本は唯一の被爆国として核兵器に反対するべきだと思いますが、アメリカと共に戦争できる国に向かっているように思います。アメリカの地に立ち、自分の目で見て、聞いて感じ、学んできます。

(王子生協病院回復期リハビリテーション病棟師長・小野美絵)